見下ろせば、あずさ
2010-10-24


禺画像]
今年の12月で28年余り勤めた会社を退職することになった。(私は「サラリーマン引退」と呼んでいる。)

そのあたりのことはいずれゆっくりと書きたいのだが、ともかくも退職後は山梨県に移住することに決めている。

まずは住まいということで、9月中旬から現地で家探しを始めたが、中古物件を買うのも土地を買って家を新築するのもあまり金額的に変わらないようなので、最近は手頃な土地を探している。

この週末も不動産屋さんに連れられて物件見学をしたのだが、最初の2件の土地はあまりピンとくるものが無かった。
そして、3件目。地元集落から細い道を200mほど進むとその土地はあった。集落に近いのに周囲は森で、別荘地のような趣きだ。
そのとき「ああ、こんな場所もいいな。」と私は思った。ただ、確信は持ったわけではない。

その土地から集落に戻るとき、あっと目を見張る光景が広がった。
下り坂の向こうの方に特急あずさが走り去っていくではないか。駅が近いのでゆっくりとしたスピードだが、なかなか格好いい。電車好きの息子も大喜びである。

このとき、私はこの土地に決めようと密かに思ったのである。

コメント(全1件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット