入学式
2011-04-06


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息子が小学校に入学した。

ついこの前まで赤ん坊だったような気もすれば、赤ん坊だったのは遠い過去のことのような気もする。

小学校入学に合わせて地方都市に転居しようと考えてはいたが、いろいろと悩んだ時期もあった。
最初に転居しようとした地区の小学校は全校生徒が80人足らずで、予想される新1年生は10人に満たなかった。
その小学校を見学したことがある。とてもアットホームでよい雰囲気ではあるが、やはり刺激が足りないような物足りなさも感じた。

以前に住んでいた地区(川崎市)の小学校は全校生徒が1000人もいていくらなんでも多すぎる。しかし、全校生徒が80人というのは少なすぎる。
私が子供の頃通った小学校(台東区立忍岡小学校)は、1学年が2クラスで約50名。全校生徒は300人程度だった。同じ学年であれば顔と名前が一致する。
こんな規模がほどよいような気がしていた。

別に規模だけで学校を決めたわけでもないが、息子が入学した小学校は1年生が2クラスで計48人、全校生徒は311人で、私の母校と非常によく似ている。

紆余曲折はあったが、今日は入学式。
立派な体育館に新1年生の父兄、2年生以上の生徒が待つ中、新1年生が入場してきた。
息子も緊張の面持ちで入場してきたが、ちょっと歩き方がおかしい。全然手を振らずに前のめりに歩いている。

あとで聞いてみたが、担任の先生に手を振らずに歩くように言われたとのこと。
そう、息子はお父さんやお母さんに手を振ってはいけないという指示を勘違いしたのである。
まだまだ素直な1年生である。

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